うなぎ百撰 2014年秋号

今号の特集は「蒲焼を食べ続けるために――うなぎ記者・井田徹治に聞く」。資源の激減から、昨年は環境省、今年はIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに掲載され、ここにきてようやく取り沙汰されるようになったニホンウナギ。私たち日本人は、うなぎとどう付き合ってゆくべきか……「うなぎ記者」こと、共同通信社のジャーナリスト・井田徹治さんに学ぶ!

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小泉流うなぎ賛歌・第七回「吉原極楽鰻金丹」

東京農学大学名誉教授 小泉武夫

江戸の日本橋には広大な魚河岸、つまり魚市場があって、そこには夥しい数の生簀が備えてあった。漁師が江戸前の海で捕った魚介類をその生簀に入れて生かしておき、それを魚屋が買って行ったのである……(つづきは本誌で!)

そのほか

「あの人もおうな好き」にデヴィ夫人がご登場!優雅で煌びやかな衣裳と華麗な経歴、そして歯に衣着せぬトークでテレビや慈善活動で活躍するデヴィ夫人にうなぎへの思いを語っていただきました。エッセイは落語家で医学博士でもある立川らく朝師匠の「幻の鰻弁当」。読めば読むほど、うなぎが食べたくなる〜!